ミスド・ポンデリングの値段は今いくら?値上げ推移と100円時代の真相
ミスタードーナツの代名詞として、2003年の登場以来圧倒的な人気を誇り続ける「ポン・デ・リング」。唯一無二のもっちりとした食感と優しい甘さで世代を超えて愛されていますが、店頭のショーケースの前で「昔に比べて高くなった」と実感する場面が増えました。
相次ぐ原材料費やエネルギーコストの上昇を受け、ミスドの定番メニューも段階的な価格改定を余儀なくされてきました。2026年現在の正確な販売価格をはじめ、過去の価格推移やかつて存在した「100円セール」が終了した真の理由、さらにお得に楽しむための実践的な購入ルートまで徹底的に整理してお届けします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2026年現在のポン・デ・リングはテイクアウト税込162円/イートイン税込165円(本体価格150円)で販売中。
- 要点2:度重なる値上げの主因は、世界的な小麦・食用油・砂糖の原材料高騰とエネルギー・人件費の複合的な上昇。
- 要点3:かつての「100円セール」は安売り依存からの脱却とブランド価値向上のため2016年に事実上終了し、現在は公式アプリクーポンやセット割が節約の主流。
【2026年最新メニュー】ポンデリング現在の値段一覧|テイクアウトとイートインの差

現在、ミスタードーナツで販売されている定番「ポン・デ・リング」シリーズの店頭価格は、2019年の消費増税に伴う軽減税率導入以降、購入方法によって支払額が異なります。持ち帰りは税率8%、店内飲食は税率10%が適用されるため、わずかな差額が生じます。
2026年時点におけるレギュラー3種の標準的な価格設定は以下の通りです。
- ポン・デ・リング
本体価格:150円(税抜)
テイクアウト:162円(税込)
イートイン:165円(税込) - ポン・デ・黒糖
本体価格:150円(税抜)
テイクアウト:162円(税込)
イートイン:165円(税込) - ポン・デ・ストロベリー
本体価格:160円(税抜)
テイクアウト:172円(税込)
イートイン:176円(税込)
プレーンタイプのポン・デ・リングと黒糖風味を効かせたポン・デ・黒糖は同額に設定されています。一方で、いちごチョコでコーティングされたポン・デ・ストロベリーは、トッピング原料のコスト差から本体価格で10円高く設定されています。
かつては100円以下も?ポンデリングの値段推移と「昔の価格」を振り返る

現在でこそ1個160円台となったポン・デ・リングですが、誕生当初からの価格の歩みをたどると、日本のデフレ期からインフレ局面への移り変わりが克明に浮かび上がります。
ポン・デ・リングが彗星のごとく登場した2003年当時の価格は税抜100円(税込105円)でした。もっちりとした斬新な食感が一大ブームを巻き起こす中、ワンコイン+消費税で気軽に買える手軽さがブレイクを強烈に後押ししました。
その後、消費税率の変更や小麦相場の変動に伴い、以下のようなステップで改定が重ねられてきました。
- 2003年〜2010年代前半:税抜100円〜120円前後を推移。定期的なセール時には税込100円で販売されるケースが頻発。
- 2016年11月:定番商品の抜本的な値下げ戦略により、本体価格100円(税込108円)へと常時価格を引き下げ。
- 2022年3月:原材料高騰の波を受け、本体価格110円から120円(テイクアウト129円)へ改定。
- 2022年11月:急激な円安と資源高により同年に2度目の値上げ。本体価格140円(テイクアウト151円)へ。
- 2024年〜2025年:物流費や人件費の上昇を織り込み、現行の本体価格150円(テイクアウト162円)体制へ。
発売当初の税込105円と比較すると、およそ1.5倍の価格水準となっています。昔の記憶のまま久しぶりにレジへ並んだ人が割高感を覚えるのは、ごく自然な反応です。
なぜ値上げが続いたのか?ミスド価格改定の理由と原材料高騰の背景

ミスドを運営するダスキンが度重なる価格改定に踏み切った背景には、企業努力だけでは吸収しきれなくなった構造的なコスト増があります。
最大の要因は、ドーナツ製造に欠かせない主原材料の世界的な相場高騰です。ポン・デ・リングの主原料であるタピオカ澱粉や小麦粉はもちろんのこと、フライ調理に大量消費する植物油脂(パーム油・菜種油など)、コーティング用の砂糖やチョコレートの仕入れ値が記録的な上昇を記録しました。
さらに見逃せないのが間接コストの上昇です。ドーナツを個包装・箱詰めする紙資材やテイクアウト用包材のコスト増や、各店舗へ生地や資材を運ぶ輸送燃料費の増加が直撃しました。加えて、国内の深刻な人手不足に伴う店舗アルバイトスタッフの時給単価上昇や、フライヤーや空調を動かす電気・ガス料金の高止まりが利益を強く圧迫した結果、品質を落とさずに味を守るための決断として価格改定が選ばれました。
あの「100円セール」はなぜ消えた?ミスド大改革と販売戦略の転換点
30代以上の世代にとって特に記憶に新しいのが、毎月のように開催されていた「ドーナツ100円セール」です。1個100円(税込108円)均一で買える期間を狙って店舗に行列を作った経験を持つ人も少なくないはずです。しかし、この大盤振る舞いのキャンペーンは現在完全に姿を消しています。
100円セールが終了した最大の理由は、安売り依存によるブランド価値の毀損と店舗オペレーションの疲弊にありました。セールを頻繁に開催しすぎた結果、「定価の期間にはドーナツを買わない」という買い控えが常態化し、通常営業日の客足が大きく落ち込む悪循環に陥ったのです。
さらに、セール期間中の厨房やレジには限界を超える負荷がかかり、接客品質の低下やスタッフの離職を招く要因にもなっていました。そこで運営元は2016年秋、セール乱発のビジネスモデルを完全に打ち切り、通常価格を適正に見直すとともに、高品質な素材を使った「misdo meets」をはじめとする高級コラボ路線へと舵を切りました。薄利多売から脱却し、商品価値そのもので選ばれるブランドへと生まれ変わったことが、100円セール終了の深層です。
ポンデ黒糖・ストロベリーの値段とカロリー比較|定番3種の特徴まとめ
ポン・デ・リングを購入する際、値段と並んで気になるのが栄養成分です。特にダイエット中や間食のカロリーコントロールを意識している方に向けて、定番3種の価格とカロリー、特徴を比較しました。
- ポン・デ・リング
テイクアウト価格:162円(税込)/カロリー:217kcal
表面に薄く塗られたシュガーグレーズのシャリッとした食感と、生地のもちもち感のコントラストが際立つ永遠のスタンダード。 - ポン・デ・黒糖
テイクアウト価格:162円(税込)/カロリー:202kcal
黒五黒糖シュガーを生地にまぶした、控えめな甘さと香ばしさが魅力。定番3種の中では最もカロリーが控えめです。 - ポン・デ・ストロベリー
テイクアウト価格:172円(税込)/カロリー:246kcal
甘酸っぱいいちごチョコが全面にかかっており、デザート感覚が強いフレーバー。油脂分と糖分が加わる分、3種類の中では一番ハイカロリーとなります。
罪悪感を少しでも抑えつつもちもち食感を楽しみたい場合は、ポン・デ・黒糖を選ぶのがスマートな選択肢となります。
少しでも安く買うには?ミスド公式クーポンやお得なキャンペーン活用法
定価が上がった現在のミスタードーナツにおいて、お得にポン・デ・リングを購入するための手段はしっかりと用意されています。来店前に押さえておくべき実践的なアプローチをまとめました。
まず必須となるのがミスタードーナツ公式アプリの導入です。アプリ会員向けには定期的にドーナツの割引クーポンや、1個無料引換クーポンが配信されます。また、会計時にバーコードを提示することで「来店のスタンプ」が貯まり、一定数に達するとドーナツと引き換えられる特典が手に入ります。
ドリンクと一緒に楽しむなら、開店から午前11時まで提供される朝のセットや、対象ドリンクとドーナツの組み合わせで割引が適用される「ミスド ドリンクセット」の利用が効果的です。単品ずつ頼むよりも数十円から百円程度お得になります。
さらに、年末年始に発売される「ミスド福袋」に付属するドーナツ引換カードは最大の節約ツールです。指定価格以下のドーナツと引き換え可能なカードが含まれており、ポン・デ・リングを日常的にリピートするファンであれば実質半額近いレートで調達できる絶好のチャンスとなります。
【ポンデリングの値段】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:テイクアウトとイートインで値段が違うのはなぜですか?
A1:2019年10月に導入された消費税の軽減税率制度によるものです。持ち帰りは「飲食料品の譲渡」として軽減税率8%が適用されますが、店内飲食は「外食サービス」とみなされ標準税率10%が適用されます。そのため、同じポン・デ・リングでも持ち帰りは162円、店内飲食は165円となります。
Q2:ポン・デ・リングがかつてのように100円で買えるセールは復活しませんか?
A2:全国一斉の「100円セール」が復活する可能性は極めて低い状況です。小麦や油脂などの原材料費・人件費が高止まりしている現在、1個100円での販売は採算が合わないためです。安く購入したい場合は、公式アプリの限定クーポンやセット割引を活用するのが現実的です。
Q3:ポン・デ・リングの冷凍保存は可能ですか?
A3:公式でも推奨されている「凍らせドーナツ」として冷凍保存が可能です。ラップに包んで冷凍庫で約3時間冷やすと、表面のグレーズがパリッとしつつ、生地のもちもち感が維持された別次元の食感が楽しめます。翌日以降に食べる場合の保存手段としても優れています。
まとめ:価値に見合う進化を続けるポン・デ・リング
2003年の100円時代から振り返ると、現在のポン・デ・リングは確かに価格面で変化を遂げました。しかしその背景には、原材料高やコスト増という避けられない経済環境の中で、看板商品のクオリティと味を一切妥協せずに守り抜く企業姿勢があります。
定価が上がったからこそ、公式アプリのスタンプ機能やセットメニュー、季節のキャンペーンを賢く併用する価値が高まっています。唯一無二のもちもち食感をじっくり味わいながら、日常のティータイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。 (出典: ポンデリング 値段(Yahoo!ニュース))